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フィットのおすすめオプションとナビ!カタログで後付け不可な安全装備とは?

新型フィットを購入するのに、どうしても悩んでしまうのがオプション選び。

オプションカタログの中から必要なモノを選ぶのは難しいので、実際に乗り始めてから

「あのオプションを付けておけばよかった・・・」
「このオプションは付けたけど無駄だった・・・」

なんてことはよくありますよね。

オプションを付けすぎると予算オーバーしますし、逆に後付けができないメーカーオプションを選び損ねると取り返しがつきません。。。

なので、オプションは慎重に選ぶべきですよね。

そこで、フィットを購入する時に必須で無駄にならないおすすめのオプションを紹介したいと思います。

新型フィットの必須メーカーオプションと価格はいくら?

まず、新型フィットやフィットハイブリッドを購入する時の必須オプションを紹介します。ここでの

必須オプションはつけておかないと絶対に後悔する!

と考えられるオプションのことです。

コンフォートビューパッケージ

フィットのおすすめオプションパーツ5選&必要ないオプションパーツ2選 - 新型Car-Feeling

※オプション設定廃止され、全グレードの4WD、LUXEのFFに標準装備されます。

「コンフォートビューパッケージ」は、寒い季節でも視界を確保し快適に運転するためのパッケージです。このパッケージには、以下の3つの機能があります。

コンフォートビューパッケージの機能
  1. 「親水 / ヒーテッドドアミラー」
    雨水が鏡面に付着しても、水滴を馴染ませて視界を向上させる機能や、ヒーターで鏡面の曇りを防止する機能があります。
  2. 「熱線フロントウィンドウ」
    ウィンドウガラス下端を暖め、雪の固着やワイパーゴムの凍結を防ぐ機能があります。
  3. 「PTCヒーター」
    エアコン暖房を補助し、素早く室内を暖める機能があります。

これらの機能は、特に寒冷地で有効ですが、標準装備は4WD車のみで、FF車はメーカーオプションで44,400円かかります。(廃止。FFはLUXEにのみ標準装備)

寒冷地など冬場に窓ガラスが凍ってしまような地域ではこの装備が付いたLUXEや4WDを選択する良いでしょう。

Honda CONNECTディスプレー+ETC2.0車載器

装備・室内空間|フィット|Honda公式サイト

対象グレード:BASICを除く
価格:

「Honda CONNECTディスプレー+ETC2.0車載器」には、以下のような機能が含まれています。

  1. Honda CONNECTディスプレー
    ・ナビゲーション機能
    ・音楽再生機能
    ・スマートフォン接続機能
    ・ハンズフリー通話機能
    ・インターネット接続機能(一部車種)
  2. ETC2.0車載器
    ・高速道路料金支払い機能
    ・高速道路渋滞情報の受信機能

これらの機能が組み合わさることで、車内での快適なドライブをサポートし、高速道路の料金支払いや渋滞情報の確認などをスムーズに行うことができます。

また、スマートフォンと接続することで、音楽や通話、インターネット接続などの機能も利用できます。

ブラインドスポットインフォメーション

ホンダ フィットがマイナーチェンジ! 待望のスポーティモデル「RS(価格234万6300円)」が新登場【2022年】(画像ギャラリー No.76) |  【話題を先取り】新型車解説2023【MOTA】

対象グレード:HOME、LUXE

  1. 安全性の向上
    ブラインドスポットインフォメーションは、車両の後方にある死角を監視し、車両が接近するとドライバーに知らせます。これにより、ドライバーは盲点にいる車両を見逃すことがなくなり、交通事故を未然に防ぐことができます。
  2. 運転のストレス軽減
    ブラインドスポットインフォメーションは、車両の後方を自動的に監視するため、ドライバーは後方を常に気にかける必要がありません。これにより、運転のストレスを軽減することができます。

以上のように、ホンダフィットにブラインドスポットインフォメーションを付けることで、安全性の向上や運転のストレス軽減などのメリットが得られます。特に、高速道路や高速交差点など、車線変更が多い場所では、重要な機能となります。

マルチビューカメラシステム

マルチビューカメラシステム | Hondaの安全技術 | テクノロジー図鑑 | Honda

対象グレード:HOME、LUXE

マルチビューカメラシステムでは以下の機能があります

  • 前方向カメラ
    前方向に設置されたカメラで、駐車時に車両前方の障害物や歩行者を映し出します。
  • 後方向カメラ
    後方向に設置されたカメラで、バック時に車両後方の障害物や歩行者を映し出します。
  • 左右側面カメラ
    左右側面に設置されたカメラで、車両の左右側の死角を解消し、車線変更時や交差点通過時の周囲確認をサポートします。
  • 360度ビュー
    前後左右のカメラ映像を合成することで、車両周囲の360度全方向を見渡すことができます。
  • バーチャルビュー
    ナビ画面に表示されるバーチャルビューでは、鳥瞰図のように車両周囲を俯瞰して確認することができます。

これらの機能により、運転中に起こりやすい駐車や車線変更時の周囲確認、さらには死角や障害物を回避することができるため、ドライバーの安全性や快適性を向上させることができます。

運転席&助手席シートヒーター

ホンダ「FIT(フィット)」の安心・快適装備がさらに充実(画像ギャラリー No.9) |  【業界先取り】業界ニュース・自動車ニュース2023国産車から輸入車まで【MOTA】

対象グレード:HOME、LUXE
※「プレミアムライトグレー・インテリア」を装着した場合のみ標準装備

運転席&助手席シートヒーターは、寒い時期にシートを暖めて快適に運転することができる機能です。スイッチで強さを調整でき、温度調整も簡単です。

シートクッションだけでなく、シートバックにもヒーター機能があり、上半身全体を温めることができます。燃費の面でも省エネ効果が期待できます。

ナビ装着用スペシャルパッケージは安全でコスパ最強な安全装備

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出典:http://www.honda.co.jp/

Honda Connect for gathers+ナビ装着用スペシャルパッケージ
対象グレード:BASIC、BASIC以外は標準装備
オプション価格:約5万円

純正ナビと連動する多くの装備がついてくるナビ装着用スペシャルパッケージ。トラブルがあった際に重宝する緊急通報ボタンや、脇見運転を防いでくれるオーディオスイッチ、バック時の死角を取り除いてくれるリアカメラなど、欲しい安全装備がセットになっているパッケージです。

これらのリアカメラやUSBジャックといった一部の装備は社外品でも補うことが可能ですが、それだけでも35,000円します。しかも社外品のリアカメラでは、純正ナビやリアカメラdeあんしんプラスと連動できない可能性もあります。

プラス15,000円で純正ナビと連動するリアカメラやオーディオスイッチ等がついてくるので、純正品を選ぶ方が圧倒的にコスパが良い。保証期間も3年間と長くて安心できますしね。

ちなみに新型フィットの場合、純正品でリアカメラの単体販売はないようです。なので、純正のリアカメラでつけるならナビ装着用スペシャルパッケージ一択になります。

標準装備されていないことへ不満の口コミも

ナビ装着用スペシャルパッケージは必須必須だと思いますが、標準装備されていないことに不満もあるようです。

新型フィットで不要なオプション

16インチアルミホイールはこだわりがなければ不要?

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出典:https://www.honda.co.jp/

16インチアルミホイール
対象グレード:RS、LUXE、CROSSTAR

RS、LUXE、CROSSTARでは専用の16インチホイールが設定されます。ホイールが大きくなると迫力が出てかっこいいんですが、それ以外はあまり効果がありません。

しかも最小回転半径が0.3mも大きくなってしまい、小回りも悪くなるので狭い道で扱いづらくなってしまうんです。

なので、外装にこだわりがなければ16インチホイールのためにRS、LUXE、CROSSTARを選ぶ必要はないと思います。16インチホイールであれば社外品で安く選べますしね。

新型フィットではナビ純正のオプションナビがオススメな理由

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出典:http://www.honda.co.jp/

8インチベーシックインターナビ(Honda Connect対応)
VXM-205VFEi
オプション価格:¥143,000(税込)

これ見た人は

「おいおい、純正ナビかよ!高すぎる・・・」

と思うかもしれませんが、安全面や便利さを考えると安い社外ナビを付けるのがアホらしくなります。

  • 後退出庫サポート
  • 後方死角サポート
  • 車線キープサポート
  • ETC
  • ステアリングオーディオコントロール

純正ナビだとこれらが連動して機能します。

ETCやステアリングでのコントロールは当たり前として、サポート機能まで連動してくれるので安全性はかなり優秀。

また、

  • リアカメラdeあんしんプラス2
  • ナビ装着用スペシャルパッケージ

これらはホンダ純正ナビじゃないと取り付けすらNGです。

新型フィットのオプションカタログより

フィットナビ装着車用スペシャルパッケージ

とくにナビ装着用スペシャルパッケージはかなりコスパが良いので、純正ナビにするメリットはかなり大きいです。

新型フィット/ハイブリッドの必須オプションの合計額は?

人気のあるe:HEV HOME(ハイブリッド)に必須オプションを付けた時の合計額を計算してみました。

<フィットe:HEV HOME>
オプション 価格
ベーシックインターナビ ¥143,000
Honda Connect for gathers+ナビ装着用スペシャルパッケージ 約¥50,000
アームレストコンソール ¥22,000
合計: ¥215,000

必須はオプションだけで22万円程度です。少し高く思えますが、ナビが入っているので妥当な額だと思います。

実際に購入する時には他にも欲しくなるオプションも出てくるでしょうから、オプション費用はこれに加えて2〜3万円多いと考えておくと良いです。

新型フィット/ハイブリッドでその他にこれを選ぶべき!オプションランキングを発表

順位 オプション
1 アームレストコンソール
2 フロアカーペットマット
3 ドアバイザー
4 ETC車載器(音声ガイドタイプ/アンテナ分離型)
5 リアカメラdeあんしんプラス2
6 LEDフォグライト

どんなオプションがよく選ばれているのか調べてランキングにしてみました。ランキング上位のものは、純正ナビと連動するものが並びます。

ランキングされたものの中から、重要なオプションを紹介したいと思います。

アームレストコンソールは運転の疲労軽減に有効なのでおすすめ

新型フィットのアームレスト

出典:http://www.honda.co.jp/

アームレスト付センターコンソールボックス
オプション価格:¥22,000
対象グレード:全グレード

新型フィットではアームレストは標準では全てのグレードに付属してきません。

「アームレストぐらいなくても・・・」

と思うかもしれませんが、やっぱり肘がおけると楽なんですよ。ずっとハンドルにつかまっているのは意外としんどい。

長距離運転したり通勤に使用するならかなりかなり重宝すると思います。

収納も増えますし、使い勝手も良いです。

ドアバイザーはいろんな場面で役に立つオプションパーツ

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出典:http://www.honda.co.jp/

ドアバイザー
オプション価格:¥16,500(税込)

オプションを安く済ませるなら、ドアバイザーはなくても・・・と考えてしまいますが、それはやめた方が良いです。ドアバイザーには

  • 雨等の悪天候でも車内換気が可能
  • エアコンの風で気持ち悪くなる人
  • タバコの煙を外へ逃す
  • 虫を入れたくないけど換気したい

このような効果があります。また、少しでも安くしようと社外品にすると、据付の精度は純正に劣りますし、純正品ならディーラーが無料サービスしてくれる可能性があるからです。

無料サービスしてもらうためには、ドアバイザーを見積もりから外しておいて、契約直前に

「ドアバイザーをサービスしてくれたら契約する!」

と強く押すことです。よほどケチなディーラーじゃない限り、契約してくれるなら喜んでサービスしてくれるはずです。

ETC車載器は純正品がおすすめ

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出典:http://www.honda.co.jp/

ETC車載器(音声ガイドタイプ/アンテナ分離型[取付アタッチメント込])
オプション価格:¥18,700(税込)

今では必須のETC車載器。これがないと高速の出入り時にいちいち停車しなければいけませんし、ETC割引も受けられないため高速代も高くなってしまいます。

ETCくらい社外品で買えば安くて良いじゃん、と思う人もいるかもしれません。ですが、保証期間は純正品の3年間に対して、社外品は1年です。ETC車載器が壊れたという声はあまり聞きませんが、価格差は5000円程度しかないので安心できる純正品を選んだ方が得策だと思いますね。

運転をサポートしてくれるリアカメラdeあんしんプラス

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出典:http://www.honda.co.jp/

リアカメラdeあんしんプラス2
オプション価格:¥26,400(税込)

リアカメラdeあんしんプラス2は運転を支援してくれるオプションです。これを付けると受けられるサポートは

  • 後退駐車サポート
  • 後退出庫サポート
  • 後方死角サポート
  • 車線キープサポート

この3点が受けられる便利なものです。また、純正ナビでしかこの支援を受けることができません。

中でも後方死角サポートは事故を防ぐのに効果的です。走行中、死角になりやすい後側方の車両を検知。その状態で方向指示器を出すと音や表示で注意喚起をしてくれます。

特に高速で走行車線から追い越し車線に移る時に、ぶつかってしまうと速度差があるため死亡する大事故になりかねません。

少し値は張りますが、これで一度でも事故を防げたならつけて良かった…と思えることでしょう。 

フィット/ハイブリッドでオプション取付け費用を浮かせたいならオプションカプラーが必須

オプションの取付け費用は1時間の作業で8000円程ディーラーは請求してきます。これって結構高いですよね。もし、車に詳しい人なら自分で取付けられるので、この費用を抑えることができます。

ただ、取り付けるときは、電源をとる必要があるのですが、これがちょっと面倒なんです。そこで便利なのがオプションカプラー。

オプションカプラーは電源を取るためのパーツですが、わからない人はgoogleで「フィット オプションカプラー」で検索すると良いです。

「カプラーって何?」

とここで思った人は、手を出さずにディーラーにお願いしましょう。取付け費用はかかりますが、自分でやって車を壊してしまうよりは全然ましですからね。

フィットのオプションカプラーを購入するなら楽天が良い

フィット_オプションカプラー
出典:http://www.rakuten.co.jp/

自分でオプションを取り付ける人はオプションカプラーを利用することをおすすめします。楽天で探してみたら1000円ぐらいで、こんなものがありました。

ちなみに新型フィット(GR型)は発売直後のため、対応しているオプションカプラーは2020年2月時点では確認できていません。しかし、しばらく経つと新型フィット対応のオプションカプラーが発売されると思うので、欲しい人はこまめにチェックすると良いでしょう。

新型フィットのオプションを安く購入するには?

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新型フィットのオプションを安く買うには値引き交渉が重要です。上手くいけばオプション価格から20%以上値引きしてもらえることも。

ですが、値引きに付いてはちょっと気を付けてほしいことがあります。それは…

値引き交渉でディーラーに騙されている人が多い

ということです。

このページを見てくれた人には騙されてほしくないので、実際にフィットを購入した人がどうやって値引きしてもらっているのか、体験談をチェックしてみてください。

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