スバル新型フォレスターの実燃費を公開！高速では悪いのか？

2018年6月に発売されたスバル新型フォレスター。燃費はJC08モードで14.4km/L〜18.6km/Lです。

しかし、実燃費がそんなにでることはほぼありません。その理由はJC08モードが

燃費にめちゃくちゃ有利な計測方法だからです。

本当に知りたいのはそんな当てにならない数字ではなく、

この部分ではないでしょうか。ここではこの2点についてネット情報を中心に詳しく調べてみたので紹介したいと思います。

※一部データはシミュレーション値を活用

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新型フォレスターの実際の燃費を公開！

スバル新型フォレスターの実燃費は他車種SUVの燃費記録を参考に、各月どれぐらいになるのか算出しました。

記録したデータを

この3つのポイントで紹介したいと思います。

平均実燃費、平均燃費達成率を予測してみました。

2.5Lガソリン車とマイルドハイブリッドのカタログ燃費の差は4km/Lです。

ですが、平均実燃費になるとその差は1.1km/Lと実はそんなに差がありません。これは2.5Lガソリン車の燃費達成率が72.5%とマイルドハイブリッドよりも10％ほど優秀であることが要因でしょう。

ちなみに現在発売されている全車種の平均燃費達成率は73.1%(※)です。これ比べると2.5Lガソリン車は平均並、マイルドハイブリッドは10%程悪い数字です。

一見ハイブリッドの燃費達成率が悪いよう見えますが、ハイブリッドとしては平均的です。ちなみに代表的なハイブリッドカーであるプリウスの燃費達成率は約7割、アクアは約6割。なので、フォレスターのマイルドハイブリッドの燃費達成率約6割という数値は特別悪い数字ではないようです。

※e燃費の全車種の燃費達成率ランキング上位100位の平均

実燃費は季節によってかなり変動すると感じていたので、実燃費と温度の関係をグラフで予測してみました。

クーラーやエアコンの使用機会が少ない春や秋は2.5Lガソリン車が約13km/Lと、年間の平均燃費よりもよくなります。

反対にクーラーやエアコンをたくさん使う冬や夏は燃費が約9km/L程度で、年間の平均燃費より悪いです。

とくに燃費が悪いのが冬の寒い時期。燃費が8km/L台に落ち込みます。これは冬になるとエンジンを温めるのに、暖気運転が行われることが要因です。

また、マイルドハイブリッド車は2.5Lガソリン車よりも約1km/L高く推移していくものと思われます。

月ごとの実燃費を詳しく見るため、各月の実燃費グラフを数値で表しました。

フォレスターの2.5Lガソリン車の実燃費は1月と5月で4.5km/L、マイルドハイブリッドは5.0km/Lの差があります。2.5Lガソリン車の1月の燃費達成率は57.5%まで低下するので、気温によって燃費は大きく異なるようです。

ちなみにフォレスターの燃費は、価格com等の口コミでこのように評価されています。

大半は「良い」と言っていますが、3割ほどの人は普通と回答。

燃費は計測した時期が大きく影響することが分かっていて、フォレスターの燃費を1月頃に評価した人は、

「街中で8km/L。カタログ値には全く届かない」

と評価。4月頃に評価した人は、

「意外と良い。市街地で12km/L」

と評価しています。やはり季節によって燃費はかなりばらつきがあるとみて間違いないでしょう。

フォレスターの口コミ評価については、欠点も含めてこちらで詳しく紹介しています。
⇒欠点はここ！スバル新型フォレスターの口コミ評価・評判

フォレスターのライバルといえば、CX-5とアウトランダーです。新型フォレスターの購入を考える際、一緒に検討されるライバル車の燃費も気になったので比較してみました。

平均燃費と達成率を比較した結果です。燃費に関係する要素も合わせて比較しました。