ホンダの新型フリードはクロスターやモデューロXなどグレードが豊富なので
ということが気になりますよね。
そこで各グレードの装備を徹底比較してみました。
この記事ではそんな比較から見えた、フリードのおすすめのグレードを紹介したいと思います。
また、売れ筋の人気グレードランキングを公開しているグレードレード選びの参考にしてもらえればと思います。
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新型フリードの新車売れ筋・人気グレードランキング
まずは売れ筋の人気グレードのランキングをチェック。
ランキングは中古車などの市場の販売データ約875件を元に算出しています。
順位 | グレード | 台数 | 割合 |
1位 | フリード G・HondaSENSING | 521台 | 60% |
2位 | フリードハイブリッドG・HondaSENSING | 318台 | 36% |
3位 | フリードB・HondaSENSING | 24台 | 2.7% |
4位 | フリードハイブリッド クロスター・HondaSENSING |
10台 | 1.1% |
5位 | フリードクロスター・HondaSENSING | 2台 | 0.2% |
1位はガソリンモデルのG・HondaSENSING 。Gでも快適な装備がついてるので、人気があって当然だと思います。2位はハイブリッドモデルのG・HondaSENSINGでした。
またエンジン別で見てみるとガソリン車が約6割、ハイブリッド車を約4割の人が選んでいます。それぞれメリットがあるため、どちらを選ぶかで迷う人は多いようです。
新型フリードの新車価格は高い?いくらで買えるのか価格表とグレード一覧チェックしてみた
フリードの価格表やグレードの一覧を確認してみましょう。
新型フリードのガソリンモデルの価格は200万円から
グレード | FF | 4wd |
B Honda SENSING(6人乗) | 200万円 | – |
G Honda SENSING(6人/7人乗) | 216万円/218万円 | 240万円/242万円 |
クロスターHonda SENSING(6人乗) | 238万円 | 262万円 |
新型フリードのガソリンモデルの価格帯は200~262万円です。グレードはベースになるB、一般的な装備が搭載されたG、SUV風の内外装のクロスターの3つです。
ガソリンモデルのFFだと200万円前後の価格帯なので、オプションや諸経費を含めても総額で240~250万程あれば手が届く範囲です。できるだけ費用は抑えたいと考えている方はこのあたりから選ぶことになりそうです。
また、4WDはFFモデルよりも約24万円価格がアップします。4WDに関してはどのメーカーも20万程アップするのは当たり前なので、価格が高いわけでも安いわけでもありません。
新型フリードのハイブリッドの価格は256万から。4WDの設定もあり
グレード | FF | 4WD |
HYBRID G Honda SENSING(6人/7人乗) [※] |
256万円/258万円 | 280万円 |
HYBRID クロスター Honda SENSING(6人乗) |
278万円 | 302万円 |
※HYBRID Gの4WDは6人乗のみの設定
新型フリードのハイブリッドモデルの価格帯は256~302万円です。グレードはガソリンとは異なりベースのBがなく、一般的な装備が付いたGとクロスターの2つがラインナップされています。
4WDがFFよりも24万円高いのはガソリン車と同じです。
ちなみにハイブリッドモデルは一番安いHYBRID Gを選択しても総額で300万円かかってしまいます。オプションによって価格は多少前後すると思いますが、ハイブリッドモデルを購入する予算の目安にはなりそうです。
新型フリードのグレードの違いはどこ?装備を徹底比較(ガソリン車編)
各グレードに価格差がありますが、車そのものは同じなので、差額は付いている装備によるものです。その装備の価格が高いのか安いのかガソリン車とハイブリッド車それぞれをチェックしました。まずはガソリン車から。
新型フリードのBグレードは最低限の装備
ベースのBグレードは
- フルオートエアコン
- スマートキー
この2つの装備がメインです。ホント必要最低限の装備なので、新型フリードを新車で購入しようと考えているような一般家庭ではなかなか受け入れられないグレードだと思います。営業車用のグレードでしょうか。
私ならもう少しお金を出して上位のグレードを買うか、フリードを中古で購入することを考えますね。
新型フリードのGグレードには実用的な装備がモリモリ
GグレードはベースのBグレードに装備を追加しています。価格差は16万円。16万円でどんな装備が付いてくるのか?またそれがお得なのかチェックしました。
Gで追加された装備 | 推定価格 |
リア両側パワースライドドア | 10万円 |
シルバー塗装インナードアハンドル(フロント) | 1万円 |
運転席用&助手席用バニティミラー付サンバイザー | 5,000円 |
メタリック塗装パワーウインドウスイッチパネル(フロント) | 1万円 |
シルバー塗装エアコンアウトレットノブ | 1万円 |
電動格納式リモコンドアミラー(オートリトラミラー) | 1万円 |
フロントワイパー(車速連動間欠/バリアブル間欠) | 1万円 |
木目調インパネパネル | 2万円 |
助手席側シートバックポケット | 5,000円 |
センターテーブル | 1万円 |
合計: | 19万円 |
合計で推定19万円分の装備が付いてきます。
私の嫁は買い物で両手が塞がっていてもワンタッチでドアが開けられるように、リア両側パワースライドドアは絶対に欲しいと言っています。それに後部座席で子供におやつをあげるのにセンターテーブルも欲しいと言っています。今まで乗っていた車にはなかったものですが、あると欲しくなるみたいです。。。
個人的にはリア両側パワースライドドアを追加して使い勝手を良くした程度にしか感じないので、もう少し装備を充実させてほしいのが本音です。しかし、16万円高いだけで内装もそれなりによくなりますし、フリードで人気が高いのもG Honda SENSINGというデータもあります。
新型フリードのクロスターはアウトドアっぽい雰囲気が魅力
ガソリンモデルの上級グレードにはSUV風の内外装が追加されるクロスターがあります。価格はGより22万円アップですが、こだわりがある人にはこの価格は22万円はお得です。
クロスターで追加された装備 | 推定価格 |
LEDフォグライト | 3万円 |
ナビ装着用スペシャルパッケージ+ETC車載器 | 44,000円 |
クロスター専用コンビシート | 5万円 |
本革巻ステアリングホイール | 2万円 |
木目調インパネミドルエリア (プライウッド) |
5000円 |
電動格納式リモコンドアミラー (シルバー塗装) |
1万円 |
アウタードアハンドル (高輝度シルバー塗装) |
1万円 |
シートバックアッパーポケット | 5000円 |
クロスター専用外装 (バンパー、ルーフレール等) |
15万円 |
クロスター専用15インチアルミホイール | 5万円 |
合計: | 374,000円 |
合計で推定約37万円分の装備がGから追加されていると思われます。
装備内容はほとんど見た目関係ですが、ルーフレールは特にほしい装備ですね。キャンプに行く時など、多くの荷物を運ぶ時にラゲッジスペースだけでは積めないことがあります。そんな時にルーフレールにルーフボックスをつければ車内に置くスペースも抑えられます。
実用性もある上にSUV風な見た目にしたい人は、Gから22万円高くても満足できるでしょう。
新型フリードのグレードの違いはどこ?装備を徹底比較(ハイブリッド車)
続いてはハイブリッドモデルです。基本的にはガソリンモデルと同じオプションが装備されていますが、ハイブリッドならではの装備も付いています。
長距離を走るなら快適なHYBRID Gが良さそう
ハイブリッド車は1番安いBグレードがないため、HYBIRD Gがハイブリッドではベースグレードです。基本的にはガソリン車のGと同じですが、下記の装備はHYBIRD Gだけの標準装備です。ガソリンモデルのGとの価格差は40万円。それだけの価値があるのかチェックしてみました。
ガソリンモデルのGから追加された装備 | 推定価格 |
LEDヘッドライト+LEDアクティブコーナリングライト | 72,100円 |
ハイブリッド専用15インチスチールホイール | 1万円 |
HYBRIDエンブレム | 1万円 |
電動サーボブレーキシステム | 10万円 |
車両接近通報装置 | 2万円 |
エコアシスト(ティーチング機能追加) | 5,000円 |
ハイブリッド専用セレクトレバー | 5,000円 |
合計: | 266,100円 |
ガソリンモデルのGからHYBIRD Gで追加された装備は、総額約26.5万円分ついていると思われます。本体の価格差は40万円なので、ハイブリッドは高い…と感じるかもしれません。
装備内容を見てみると特に大きな装備の違いはないです。しいていえばLEDヘッドライトが標準でついてくるくらいです。
しかしハイブリッドとなるとエンジン音は静かで快適ですし、カタログ燃費は9km/Lも違います。なので長距離を走る人は、40万円高くても快適で経済的なハイブリッドを選びたくなるでしょう。
HYBIRDクロスターはハイブリッドモデルで個性的な見た目が魅力
HYBIRDクロスターはHYBIRD Gの装備に加えて、ガソリンモデルのクロスターと同じく専用内外装が装着されています。HYBIRD Gとの差額は22万円ですが、それだけの価値があるのかチェックしてみました。
ハイブリッドクロスターで追加された装備 | 推定価格 |
LEDフォグライト | 3万円 |
クロスター専用コンビシート | 5万円 |
本革巻ステアリングホイール | 2万円 |
木目調インパネミドルエリア (プライウッド) |
5000円 |
電動格納式リモコンドアミラー (シルバー塗装) |
1万円 |
シートバックアッパーポケット | 5000円 |
アウタードアハンドル (高輝度シルバー塗装) |
1万円 |
クロスター専用外装 (バンパー、ルーフレール等) |
15万円 |
クロスター専用15インチアルミホイール | 5万円 |
合計: | 330,000円 |
HYBIRDクロスターで追加される装備の総額は推定33万円です。グレードの価格的には妥当です。割安でも割高でもありません。
ガソリンモデルのクロスター同様に、見た目に関する装備が多く追加されています。SUV風の内外装にこだわりがある人にとっては魅力的なグレードになっています。
他の人とは一味違うフリードのハイブリッドモデルを選びたい人にはいいかもしれません。
ホンダ新型フリードのおすすめグレードはこれ!

いったん車を購入すると次の買い替えまでは7~8年はあると思います。そこで最後に3回目の車検まで(7年間)のり続けることを考えた時に、おすすめするグレードを紹介します。
新型フリードのハイブリッド車ならHYBIRD G HONDA SENSINGがおすすめ
やはりオススメはランキング1位のHYBIRD Gです。燃費良し、装備良しで、価格も総額になると300万程なので何とか手が届く範囲です。少し値は張りますが、何年も乗る車なので、多少背伸びしても後悔はないと思います。
私も購入するならこのグレードを第1候補として考えています。他にもこれを購入してしまえば3回目の車検までは快適に過ごせそうですからね。
新型フリードのガソリン車もG HONDA SENSINGがおすすめ
ガソリン車の購入を検討されている方には、G HONDA SENSINGがオススメです。安全装備や快適装備が充実していながら初期費用の安さが魅力的です。
またフリードを手放す時に売れ筋グレードなら査定額も良いでしょうし、街乗り中心ならトータルコストで考えると高い買い物ではないでしょう。
新型フリードを安く買うにはどうしたらいい?
最後に、フリードの購入を考えている人は、フリードがいくら値引きしてもらえるのか気になるところだと思います。実際にフリードを購入した人たちの体験談をこちらで紹介しているので参考にしてみてください。
⇒ホンダ新型フリードのハイブリッドの値引き体験談をレポート。見えてきた相場や限界とは