2020年7月にマイナーチェンジし発売されたトヨタ新型プリウス。
フルモデルチェンジで価格は先代プリウスの価格帯223~343万円から30万程値上がりし、新型プリウスの価格帯は261~356万になりました。
ここで気になるのは30万値上げになった時についてくる各グレードの燃費や装備ではないでしょうか。
・どのグレードがカタログ燃費[WLTC]でリッター32km/Lなの?
・パーキングアシストやヘッドアップディスプレイなど最先端の装備はどのグレードに?
・買うとしたらどのグレードがおすすめなのか?
この辺りは購入を考えるなら気になるところだと思います。そこで今回はこの観点でレビューしたいと思います。
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Eグレードは燃費スペシャル仕様。価格は261万円~
カタログ燃費32km/L[WLTCモード]を唯一実現したEグレード。価格は261万円で燃費スペシャルというと聞こえはいいんですが、装備は必要最低限にそぎ落としています。
買った後から後悔しないように主要な装備を紹介するのでチェックしてください。
また見えないところでは防音材なども削っているようなので、他のグレードと比較すると静粛性も低いです。一般向けというよりも価格を抑えた営業車や社有車向けとして、割り切ったものとして考えた方が良さそうですね。
リアスタビライザーがない
リアスタビライザーはサスペンションをつなぐ一種のばねのことです。これがないということは他のグレードと比べて乗り心地が悪いということです。
路面が凹凸したところではショックを吸収できずに突き上げがあるようです。
ファブリックシート
Sグレードはエンボス付ファブリックですがそれを1つランク落としています。正直商用車のような雰囲気は否定できないと思います。
ウレタンステアリングホイール
ウレタンのハンドルですが握ってみるとプラスチックのような感触です。滑りやすいですし昔の軽自動車のようで我慢できないかも。
ハンドルカバーを付ければ良いという考えもあると思いますがプリウスにハンドルカバーって似合わないのではないかと思います。
4スピーカー(フロント)
他のグレードはフロントとリア合わせてスピーカーが6つついていますが、このグレードだけフロントのみに4つです。音にはこだわらないぜ!という方は我慢できるかもしれません。
ですが後からスピーカーを追加するとなると費用が大きいので、音楽を良く聞く方には正直おすすめできないです。
燃料タンクが38L
他のグレードはガソリンが43L入るのにこのグレードだけ燃料タンクが38Lです。
たくさんガソリンを入れると車重は重くなります。燃費スペシャル仕様ということで少しでも軽くするために燃料タンクを小さくしてあります。
燃料タンクが小さいということはその分給油の頻度が上がるので、それを我慢できるかどうかだと思います。個人的にはちょっと面倒だなと思いますね。
Sグレードは普通のプリウス。価格は266万円~
このグレードになると必要なものは大体そろっているので、ある程度は満足できるレベルになってきます。
Eグレードとの価格差は約5万円アップの266万円と、価格的にも手ごろ感があるのでこのグレードが売れ筋です。
先代もこのグレードが一番売れていたので、主要な装備は要チェックですね。
UVカット・撥水機能付フロントドアガラス
フロントドアガラスは撥水機能がプラスされたタイプになります。
撥水機能が付いてないと雨粒がつきやすく、雨天時の視界が悪くなってしまうため、これがあるかないかで快適性や運転のしやすさが大きく変わってくるんです。
合成皮革巻きステアリング(昇温・降温抑制機能付)
ステアリングは滑りづらい合成皮革タイプです。さらに熱くなったり、冷えたりするのを抑えてくれる機能も備わっているので、どのシーズンでも快適に運転することができます。
エンボス付ファブリックシート
Sグレードのファブリックシートにはエンボス加工が施されます。
Eグレードの商用車のような雰囲気はなくなり、いかにも安っぽいような質感ではなくなります。このくらいの品質なら家族から文句を出ることもないでしょうね。
トノカバー
トランクにある荷物が丸見えになるのを防いでくれるトノカバー。これがないと見せたくないものでも見えてしまうため、プライバシーを守りたい人には必須ではないでしょうか。
Aグレードに最新の安全装備が付いてくる。価格は291万円~
Sグレードとの価格差は26万アップのAグレード。このグレードから最先端の安全装備や快適装備が標準装備されてきます。それに内外装もSより質感が少し高いのが特徴です。
燃費が注目されるトヨタ新型プリウスですが、安全面においても先代と比べて大きく進化しています。それもAグレード以上でなければつけられないものもある人気のグレードです。
最先端の安全装備をチェックしていきましょう。
リヤクロストラフィックアラート(※メーカーオプション)
Aグレード以上になるとオプションで装備できるリヤクロストラフィックアラート。駐車場にバックから出る時に安全に出られるようサポートしてくれる安全装備です。
リヤクロストラフィックアラートはバック時に左右後方から接近してくる車両をレーダーで検知し、注意喚起してくれる機能となっています。
この装備があれば左右両サイド車に挟まれている状況でバックで出ようとした時に、
「見通しが悪くて車が来てるのかわからない…」「大丈夫かな~」なんて心配はしなくてよくなります。
普段から注意深く運転していても、見通しが悪いと全て確認するのは難しいですからね。これが付いていれば、確認不足でバックで出ようとして衝突してしまった…ということを避けられるでしょう。
シンプルインテリジェントパーキングアシスト
これは縦列駐車や車庫入れを行う際にスムーズに駐車してくれる便利な機能です。
スイッチを押すと、自動で適切な場所まで後退誘導し、ステアリング操作もアシストしてくれます。さらには車両側方に障害物を巻き込む危険を知らせてくれる、巻き込み警報機能も備わっています。
なので、駐車に自信がない人でもこれがあれば安全に駐車できることでしょう。
ブラインドスポットモニター
車線変更をするときはサイドミラーで隣車線を確認すると思いますが、ハンドルを切ろうとしたらミラーに映っていなかった車がいたっていうことありませんか。
車の斜め後方って死角があるとことは分かっていてもついつい確認を忘れることってありますよね。ブラインドスポットモニターがあれば、サイドミラーについているレーダーが死角内にいる車を検知してサイドミラーに内蔵されたランプで教えてくれるんです。
ランプが光っていたら無意識でも気づけそうですよね。これがあれば車線変更での接触事故を防げたり、危ない目にあることも少なくなると思います。
カラーヘッドアップディスプレイ
出典:https://toyota.jp/
視線移動を少なくしてくれるヘッドアップディスプレイ。先代プリウスにもついていたんですが、表示がカラーではなく視認性が悪かったためイマイチ使い物になりませんでした。新型プリウスではカラーで表示してくれるようになっていて、文字も大きくなっているんです。
これによってメーターやナビなどの視線移動が抑えられるため、脇見などによる事故を大幅に低減させることが可能になります。
Aプレミアムグレードは高級車並の装備。価格は310万円~
このグレードまでくると高級車をかなり意識しています。高級車並の装備が付いてくるので予算に余裕のある人は検討してみてもいいと思います。
- 本革巻きステアリングホイール
- 本革シート
- シートベンチレーション(運転席・助手席)
- ナノイー
- 快適温熱シート(運転席&助手席)
- 大型コンソールボックス(合成皮革巻き・ステッチ付)
装備としてはこれらが付いてきます。うらやましくなるアイテムばかりですよね。特にシートベンチレーションなんかは重宝するのではないでしょうか。家電製品暑い夏でも蒸れたりしませんし、後付けもできませんからね。
ツーリングセレクションは見た目がよくなるグレード。価格は283万円~
E以外の各グレードに設定されているツーリングセレクション。Aプレミアムは11万円、SとAは17万円高くなるグレードです。
ただ正直、価格の割に内容は微妙です。グレードごとに若干追加装備の内容は変わりますが、内外装の見た目くらいしか変わりません。
- 17インチアルミホイール
- ブラック塗装リヤバンパー
- LEDアクセサリーランプ(薄暮灯)
- 合成皮革シート(Aプレミアムは変化なし、本革のまま)
- 快適温熱シート[運転席&助手席](Aプレミアム以外)
- 大型コンソールボックス[合成皮革巻き・ステッチ付](Aプレミアム以外)
装備としてはこれくらいしか変わりません。
快適温熱シートは欲しくなったら社外品で補うことができますし、アルミホイールも社外品で欲しいものを買えます。正直17万円払う価値はあまりないグレードだと思います。
損をしないグレードは何か
じゃいったいどれを買えばいいのか、自分は2パターンのお勧めがあります。
内外装の質感の良さと安全装備一式が欲しいなら迷わずAグレードを
1つはAグレードだと思います。やはりなんといっても最先端の安全装備が標準で一式すべてそろっているところが魅力的ですよね。
300万しますが、これで命を失ったり、相手の命を奪ったりする危険性が少しでも少なくなるなら安いと思います。それに、内外装の質感も品質もそれなりに良いですしね。
安全装備だけ欲しいのであればSグレードを選ぶと安く抑えられる
もう1つはSグレード。内外装の質感には多少目を瞑って、安全装備だけ欲しいのであればSグレードでもほとんどの安全装備はついてきます。Sグレードでもトヨタセーフティセンスがついていて、安全運転するには十分な内容。
安全装備でついてこないのはブラインドスポットモニターとシンプルインテリジェントパーキングアシストのみ。オプション設定されていないリヤクロストラフィックアラートはあるものの、Aとさほど遜色のない安全装備となります。
その他のAについているカラーヘッドアップディスプレイなどはSに装着できませんが、ほとんどのシーンで安全運転に集中できるでしょう。
内外装はAに比べると少し安っぽくなりますが、そこが我慢できる人にとっては安全装備が揃いながらも安く抑えられるグレードだと思います。
トヨタ新型プリウスを安く買うには?
トヨタ新型プリウスを安く購入しようと思うと、重要なのは値引き。
ただ、値引きについてはちょっと気を付けてほしいことがあります。それは…
値引き交渉でディーラーに騙されている人が多い
ということです。
この記事を見てくれた人には絶対騙されてほしくないので、実際にプリウスを購入した人がどうやって騙されずに値引き交渉したのか、次の記事でチェックしてみてください。
⇒トヨタ新型プリウスの値引き体験談をレポート。値引き相場や限界はいくら?
平成10年9月登録のプリウス
今日点検で新型プリウスを薦められた
しかし、下取りが42万!値引き5万
グレードは、A
安すぎません?
平成10年登録にプリウスが42万なのは、かなり良い査定額だとは思います。
値引きは5万はまだ引いてもらえるはずなので、新型に乗り換えるのであれば交渉した方が良いですね。