シエンタ

シエンタとフリードの燃費・広さ・サイズを徹底比較! 運転しやすいのは?

新型フリードと新型シエンタ。

この2台の販売台数を比較すると同じくらい売れており、これからはガチンコ勝負の状況です。

私もどっちを買おうか真剣に悩んでいるので、

新型シエンタと新型フリードはどっちが買い

なのか、徹底比較してみました。比較した観点は

  1. エクステリア(サイズ)
  2. 内装(広さ)
  3. 車内泊のしやすさ
  4. 運転のしやすさ
  5. 燃費

です。比較はキッチリ白黒つけたかったので、口コミのコメントを独自基準で点数化しています。

新型シエンタと新型フリードをガチンコ比較!

車の評判を比較するには

数字にするのが分かりやすい!

と思ったので、このガチンコ勝負では300件の口コミ情報から各観点のごとに10段階の評価をしました。

10段階の基準はこのサイトの独自の基準です。こうすることで、どっちが勝っているのか一目瞭然です。ちなみ口コミ情報は知恵袋や2ch、さらには私が購入者にインタビューしたものまで集めています。集めた期間は1週間ほど。

肝心の車の比較結果はかなり接戦で、新型フリード、新型シエンタそれぞれの特徴が良く出た結果になりました。

エクステリア・サイズは斬新なデザインの新型シエンタが勝利

新型シエンタ:7.9点
新型フリード:7.2点

外観は無難な新型フリードのデザインよりも、ちょっと奇抜で斬新なデザインの新型シエンタに軍配があがりました。

新型フリードの口コミでは

こんな意見がありました。新型フリードは、他の人気車種に似せた無難なデザインといったところでしょうか。フィットとステップワゴンの中間みたいという声も見られます。

対して新型シエンタは

こんな意見が多く、攻めている印象が強いです。アクアのミニバン版という声が特に目立っており、スポーティさが魅力的なようです。

シエンタとフリードのサイズ・大きさはほとんど同じ

エクステリアではサイズや大きさも評価の対象にしていますが、シエンタとフリードはほとんど同じ大きさなので、この部分に関しては引き分けとしています。

サイズ シエンタ フリード
全長(mm) 4,235 4,265
全幅(mm) 1,695 1,695
全高(mm) 1,675 1,710

 

内装・広さは質感の差で新型シエンタの勝利

新型シエンタ:7.8点
新型フリード:7.3点

内装は新型シエンタの方が内装の質感が高いとの意見が多く、シエンタの点数が高くなりました。トヨタ車は全般的に内装の評価が高いので、妥当な結果でしょうか。

新型シエンタと新型フリードの内装は

  • 荷室(後ろのトランク部分)に入る荷物の量
  • 室内の広さや高さ

この2つについてはほぼ同じレベルです。どちらも十分な広さが確保されています。また、どちらも運転席からの見渡しが良く運転のしやすさも同じレベルにあります。

車中泊をするなら新型フリードがおすすめ

内装の評価は新型シエンタの方が高いのですが、車中泊を考えている人は注意して欲しいことがあります。

車中泊と言えばシートをフルフラットにすると思いますが、どちらもフルフラットにできます。1列目と2列目、または2列目とラゲッジスペース(※)をフラットにすることが可能です。フリードとシエンタのどちらの方が使い勝手が良いのかは好みがありますが、フリードの5人乗モデルのフリード+が車中泊におすすめです。

※5人乗のフリード+またはシエンタファンベース

フリード_車中泊使い勝手
出典:https://www.honda.co.jp/

新型フリード+ではこの画像の様に、フラットになりつつも床下収納のスペースがこんなにあるんです。シエンタファンベースでは床下収納はありません。なので車中泊をする予定があるならフリード+がおすすめです。

運転しやすいのは加速が良く、エンジン音が静かな新型フリード

新型シエンタ:7.2点
新型フリード:8.3点

外観、内装は新型シエンタに軍配が上がりましたが、肝心の走りの方は新型フリードの評価が高いようです。

この理由としては、新型シエンタは燃費を重視するためにアクセルを踏んでも重たいんです。そこそこ馬力があるはずなのに加速せずイライラする人がけっこういるんです。

それに対して、新型フリードは全然ストレスがありません。アクセルを踏み込めばぐいーっと気持ちよく加速してくれます。

フリードはミニバンの割に加速感があると言っている人も多く、ハイブリッドはエンジンの静粛性もかなり評価されています。

乗り心地の違いは3列目シートにあり!?新型フリードが僅差で勝利

新型シエンタ:7.9点
新型フリード:8.1点

乗り心地については、大きな差は見られないのですが口コミを見ていると

僅差で新型フリードが勝利した要因は、長時間の乗り心地の良さにあります。長く乗っても疲れないという人が多くいました。

そのほか、3列目の乗り心地も意外と良いようです。3列目はとくに乗り心地の悪くなりやすいエリアですが、新型フリードはそのあたりも抜かりはありません。

燃費はわずかな差で新型シエンタの勝利?

新型シエンタ:8.1点
新型フリード:7.9点

燃費はどちらもほぼ同じなんですが、シエンタの方が少しだけ点数は高いようです。ただ、実際の燃費はどちらもガソリンモデルは14km/L前後なので、勝負は引き分けと考えた方が良さそうです。

最新のハイブリッドシステムのおかげで燃費がめちゃくちゃいい

ちなみに燃費と言えばハイブリッドですが

カタログ燃費を比較するとかに新型シエンタが28.8km/L、新型フリードも28.0km/Lと全くの互角です。ミニバンなのにここ前の燃費を出せたのはどちらも最新ハイブリッドシステムのおかげです。

新型フリードはフィットはヴェゼルに採用にも採用されたSPORT HYBRID i-DCDにより、旧モデルより約30%も燃費を伸ばしています。

同じように新型シエンタも、シエンタはプリウスやアクアにも搭載されているトヨタが磨きをかけてきたTHSⅡをさらに小型化して搭載しています。実燃費が26m/Lまたは30km/L出してる人も中にはいました。新型シエンタは小型であるため車重が軽く、そのことも燃費に大きく貢献しているようです。

価格は新型シエンタが割安。値引きを含めると互角の勝負!?

新型シエンタ:7.5点
新型フリード:6.6点

車両本体価格がは新型フリードの方が10万円程高いので、この差が点数にも表れてきています。10万違えば新型シエンタを割安と考える人は多いようです。

ただ、価格についてはシエンタが安いから飛びつくのではなく、値引きも含めた値段で比較したほうが良いと思います。

値引きはフリードがシエンタを意識しないわけがないので、競合させて値引き交渉を進めていくとフリードもシエンタも同じ条件で、支払額が同じになるなんてことも十分にあり得ます。そうなれば、どっちが割安なんてことはなくなるワケです。

フルモデルチェンジした新型シエンタ、新型フリードには安全装備が充実

新型シエンタ、新型フリードには最新技術の装備が搭載されています。グレードを比較検討している人は最先端の装備で安全性を求める人が大半のようで、シエンタはToyota Safety Sense、フリードはHonda SENSINGが選択できるグレードが人気のようです。

そんな最新技術が搭載されたシエンタのグレードについてはこちらで紹介しています。
新型シエンタの価格と装備から決定したおすすめグレードとは
[新型フリード]おすすめグレードはこれ。価格と装備を徹底比較

シエンタとフリードの維持費はほぼ同じ

購入した後にかかる維持費としては税金やガソリン代、車検代、保険代などがありますが、これらはどちらを購入しても同じだけかかります。あとからモデルチェンジした新型フリードが有利ということはありません。

どちらも年間トータルで20万ほどかかります。

勝負は新型シエンタに軍配。口コミやレビューでも良い意見が多い。

シエンタvsフリード_ラディアントグリーンメタリック

新型シエンタ:7.9点
新型フリード:7.2点

全ての評価を点数化すると、結果は新型シエンタが勝利しました。勝因としては外観と価格にあります。デザインが良くて、無理なく買える車というのが新型シエンタのイメージを持っている人が多いようです。

また、負けた新型フリードも今後値引きで対抗してくることが予想されるので、走りやエンジン性能が良いだけに実力は互角と見た方が良いでしょうね。

評価が互角だと、どちらを選べばいいのか難しいところですが、シエンタとフリードどちらかがおすすめなのかはこの記事の後半で紹介しています。
シエンタとフリードおすすめはどっち?

フリードとシエンタってどっちが人気で販売台数が多いの?

勝負は新型シエンタに軍配が上がりましたが、販売台数もシエンタの方が多いのでしょうか。まずはこのグラフを見てください。

フリード シエンタ 人気 販売台数

実は昔から販売台数が多いのはフリードの方なんです。シエンタに人気が出たのは2015年7月のモデルチェンジ後から。それまではフリードがシエンタよりも3倍近く売れていました。

これからフルモデルチェンジした新型フリードが昔の様に人気を取り戻すことが予想されるので、人気は互角の戦いになるでしょう。値引き交渉なのでは競合すると良い条件で購入することができるようになりそうです。

新型は価格が高い。コスパ重視で中古車もありかも!?旧型のシエンタダイスとフリードスパイクを比較

中古_フリードスパイクシエンタダイス
出典:https://www.goo-net.com/

新型シエンタや新型フリードは魅力的ですが、新車は高いです。そこでコスパを優先したい方にお勧めなのは旧モデル。旧型の中古車だと新型半額以下で買えてしまいます。

なので、旧モデルのシエンタダイスとフリードはどちらが買いなのか比較してみたいと思います。フリードは荷室スペースの広さに定評があり人気の高いフリードスパイクを比較対象としました。

燃費はシエンタが若干有利

シエンタ
実燃費   :13.42 km/L
カタログ燃費:19km/L

フリードスパイク
実燃費   :12.56 km/
カタログ燃費:14km/L~24km/L

出典:みんカラ(http://minkara.carview.co.jp/)

燃費は若干、旧型シエンタが有利ですがその差は1km/L程度です。中古を買おうと考えている人は経済性を重視しているとは思いますが、1km/L程度の差ではシエンタダイスの方が特別コストパフォーマンスが良いわけではないです。

車のサイズを比較。全長、幅はほぼ同じ

シエンタダイス
全長:4120mm
幅:1695mm

フリードスパイク
全長:4210mm
幅:1695mm

全長は90mmのフリードスパイクが90mmだけ長いですがほぼ同じです。運転していても大きさの差は感じません。

荷物は自転車がそのまま車載できるフリードスパイクが使いやすい

このタイプの車を検討している人は、荷物も多く積むことを考えていると思います。その点ではフリードスパイクがかなり有利です。

なぜかというと、フリードスパイクは自転車のタイヤを外さずそのまま積むことができます。ママチャリだろうが2列目を倒せば余裕で乗ります。それだけスペースがあるということです。シエンタダイスも荷室はシートを畳めばスペースは確保できますが、高さのあるママチャリを積むことは出来ません。背の低いマウンテンバイクならなんとか積むことができるぐらいです。

frespa_自転車
出典:https://blogs.yahoo.co.jp/

お子さんがいる方は、学校に迎えに行って自転車を載せるシーンを考えると、十分な荷室スペースを持ったフリードスパイクの方がおすすめです。

車中泊を考えるとシエンタよりもホンダフリード

最近はホテル代も高いので、安く車中泊する人も増えています。高速道路のパーキングエリアなんかで寝ている人も多いですよね。ちなみに寝る場所は少しでも広い方が良いです。窮屈なところで寝ると疲れず、次の日の体力がもちません。

そういう意味では広さシエンタダイスよりもフリードスパイクの方が居住スペースが広いので車中泊に向いています。

旧型シエンタよりもフリードスパイクが買い

燃費と車の大きさには差がないので、荷室や居住性が高いフリードスパイクの方が買いです。特にお子さんのる方、仲間でワイワイ出かけたい方、車中泊を考えている方にとっては良いと思います。

中古は値引きなし!下取り額の査定が超重要!

中古車を買うときにちょっと注意してほしいのは値引きの期待ができないということです。

総額から端数を削ったり、持ち込みのナビの取り付けぐらいはサービスしてくれるとは思いますが、基本は値引きはなしです。

中古車を安く買えるかどうかは、今乗っている車の査定にかかっています。少しでも高く買い取ってもらうには「ナビクル車査定」がおすすめです。

一括査定はどこも似たようなもんですが、このサイトは高額買取してくれるだけでなく、車種や年式を入力後すぐに概算価格を確認できます。

ちなみこういう一括査定を利用せずにディーラーに査定を任せた場合、15万円は損するデータがあります。なので、最近は車を売るときに5人に2人は一括査定を利用しているそうです。実際に利用するとこんな風に概算価格が確認できます。

一括査定 見積

他のサイトでは査定額が分かるのは1~2日後なので、すぐ知りたい方にはすごくおすすめです。詳しい内容はこちらです
ナビクル車査定で高く査定してもらえる理由とは?

新型シエンタと新型フリードにライバルはいないのか?

コンパクトミニバンは新型シエンタと新型フリードの一騎打ちの状況が続いており、他にも強力なライバルがいるのでは?と思うかもしれません。ですが現状(2019/11時点)では他に強力なライバルはいません。

次期キューブ(コンパクトミニバン)が出てくるという噂もありましたが、結局出ることはなく2019年内で生産中止予定となっています。ですがコンパクトミニバンは売れるジャンルなので、他の新型車が出てくることも今後予想されます。後から登場した方が良いものが出てくるので、その際はシエンタやフリードを上回るかもしれません。

ライバルはソリオ、プレマシーだけなじゃない!ノアやセレナのような大型ミニバンもシエンタ、フリードのライバル?

シエンタ、フリードのライバルはコンパクトミニバンだけではありません。1boxカーや大型ミニバンもライバルです。

1boxカーだとソリオ、ルーミー、タンク、トール、スペイド、ジャスティあたりが競合になります。シエンタ、フリードほどの便利さはないものの、ちょうどいい大きさなので人気は高いです。購入するときはこのあたりを値引き交渉の競合車種として狙ってみるのも効果はあります。

また、ノアやセレナなど大型ミニバンは大きくて価格も高いですが、その分値引きも大きいので、実質の価格差はわずかになります。なので、フリードやシエンタをやっぱり狭いなと感じてしまう人はノアやヴォクシー、セレナステップワゴンなんかもライバルになるわけです。

あのルノーから発売されているカングーもシエンタとフリードのライバル

フリード シエンタ ライバル カングー
出典:http://www.renault.jp/car_lineup/kangoo/

競合車は国産車だけではありません。実はあのルノーからもライバルが発売されています。車名はカングーです。気になる人はgoogleで検索してみてください。

ただ、カングーは商用車タイプなので、新型フリードだとBグレードと比較すると調度良いと思います。

結局新型シエンタと新型フリードどっちがおすすめなのか?

前半のガチンコ勝負で軍配は新型シエンタに上がりましたが、実力は新型フリードも劣りません。なので、どちらを購入しようか迷っている方にどちらがおすすめなのか紹介したいと思います。

走りを重視する人には新型フリードがおすすめ

前半のガチンコ勝負絵でも走りについてはフリードが勝利していたので、走行性能やエンジン性能を重視する人には新型フリードを選択することをおすすめします。

ただ、見た目はフィットやステップワゴンに似た平凡なデザインなので、それが唯一のデメリットでしょうか。

燃費に関しても新型シエンタには若干劣りますが、0.1~0.2km/L程度の違いなので、燃費はどちらを選んでも後悔はないハズです。

外観や内装の見た目、燃費を重視するなら新型シエンタ

ガチンコ勝負では外観も内装も新型シエンタが勝利しています。やっぱりあの斬新なデザインはフリードよりも一歩リードしているように思えます。トヨタは5年先を考えてデザインしているようですが、新型シエンタも例外ではありません。ミニバンだけど、

おじさんくさいのは嫌!

と思う方は、新型シエンタをおすすめします。

新型シエンタ、新型フリードを安く購入するには?

これから、新型シエンタ、新型フリードを購入しようとしている人に是非知っておいてほしいことがあります。それは、

5人に4人がディーラーの営業マンに騙されて、20万以上値引きで損をしているということです。

このページを最後まで読んでくれた人には同じように騙されてほしくないので、どのように交渉すると騙されないのか紹介したいと思います。

新型シエンタの値引き交渉はこちら
営業マンのウソを暴露!シエンタを限界まで値引きしてもらうには

新型フリードの値引き交渉はこちら
ホンダフリードのハイブリッドの値引き体験談をレポート。見えてきた相場や限界とは 

「シエンタ」に関する人気記事