ステップワゴンを購入するのに、どうしても悩んでしまうのがオプション選び。
たくさんあるオプションカタログの中から、あれもこれもと付けすぎると、予算オーバーしますし、逆にケチってしまうと
「あのオプションを付けておけばよかった・・・」
「このオプションは付けたけど無駄だった・・・」
なんてことはよくありますよね。
なので、オプションは慎重に選んだ方が良いです。
そこで、ここではステップワゴンを購入する時に必須オプションやおすすめのオプションを紹介したいと思います。
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ステップワゴンで必須のオプション・ナビはこれ
まず、ステップワゴンを購入する時にこれをつけておかないと
絶対に後悔する!
あるいは
これは不要だろう・・・
と考えられるオプションを紹介します。
サイドカーテンエアバッグで死亡率を低くする
1列目シートi-サイドエアバッグシステム
+サイドカーテンエアバッグシステム<1〜3列目シート対応>
オプション価格:約14万円
対象グレード:SPADA、e:HEV SPADA G
※マルチビューカメラシステムも同時に追加(エアバッグ単体での追加不可)
上位グレードには標準で装備されるサイドカーテンエアバッグ。
死にたくなければこの装備は絶対に付けておいた方が良いです。
死にたくなければ絶対に付けておいた方が良いです。
大事なことなので2回言いました。
交通事故で死亡する可能性が高いのは横から追突されたケースです。それもそのはずで、横には何も守ってくれるものがありません。横から追突されたら生身の体と車がダイレクトにぶつかるようなものです。
なので、実はどんな装備よりもサイドエアバックは優先させた方が良いです。どんなに安全運転していても、交差点で横から突っ込まれるのなんて防ぎきれませんからね。
死にたくなければサイドエアバッグ!つけ忘れてはいけない装備です。
ディーラーナビは社外ナビより使い勝手が良くて安い
スタンダードインターナビ
VXM-204VFi
オプション価格:¥140,800
ナビを付けようと思うと
安い社外ナビを・・・
と考えがちですが、ステップワゴンの場合純正ナビの方が
- 安全性が高い
- 保証期間が長い
- 価格が安い
この3点についてメリットがあります。具体的に、純正ナビと社外ナビの差がどこにあるのか紹介したいと思います。
他の機能と連動し死角での事故を防ぐ
ディーラーナビで連動できる機能としては
- ステアリングスイッチ
[オーディオ・ナビ] - ETC
- リアワイドカメラ
⇒後退出庫サポート※
⇒後方死角サポート※
⇒車線キープサポート※
※この機能を利用するにはリアカメラdeあんしんプラスが必要(¥18,700)
この3つ。ナビの使いやすさが格段に良くなります。
特にボディの大きいステップワゴンは死角が多く、特に小さな子供は死角に入りやすく危険です。なので、後退出庫サポートはめちゃくちゃ重要な装備です。
バックカメラがあればOKという意見もありますが、バックカメラに映らない部分が多いのでそれだけでは実は危ないんです。
保証期間は純正品の方が長くて安心
ホンダ純正ナビと社外ナビの保証期間は、
- ホンダ純正ナビ
⇒3年間、6万km - 社外ナビ
⇒1年間
こんなに大きな差があります。
ナビは2年目以降に故障が多くなると言われています。なので、保証期間の長い純正ナビの方が安心でしょう。もしナビが壊れてしまったら・・・
純正ナビにしておけばよかった・・・
なんて後悔することになってしまいますからね。
総額は純正ナビの方が安く済む
ディーラーナビと同等クラスの社外ナビは約8万円。6万円程社外ナビだと安く済みます。しかしバックカメラなどを含めた総額だと社外ナビの方が高くなってしまうんです。
- 社外ナビ
装備&工賃 価格 社外ナビ 8万円 社外ナビ接続用
ステアリングスイッチ
ケーブル&アダプター1万円 バックカメラ 1.5万円 パーツ取付け工賃
[ナビ+バックカメラ+
ステアリングスイッチ]5.5万円 合計: 16万円
社外ナビの総額は16万円かかると思われます。
純正ナビは標準装備のリアワイドカメラを利用できるので、総額約14万円です。さらにディーラーナビはオプション値引きで10%〜20%安くなる可能性があるんです。
また、契約直前に
「ナビの取付け工賃をサービスしてくれたら契約する!」
と交渉すると、オプションを無料サービスしてくれることもあります。
実際にステップワゴンを買う時にオプションを無料サービスしてもらった人がいたので、こちらの体験談も参考にしてみて下さい。
⇒ホンダステップワゴンの値引き体験談をレポート。値引き相場や限界はいくら?
2列目ベンチシートは使う機会が少ないので要らない
2列目ベンチシート(8人乗)
オプション価格:約2万円
対象グレード:ハイブリッド車以外のグレード
2列目ベンチシートを追加すれば7人から8人へと多く人を乗せられるようになります。
ですが、大家族でもない限り、8人も乗せる機会はかなり少ないと思うので必要ないでしょう。
メーカーオプションのHondaインターナビは価格が高い
[メーカーオプション]Hondaインターナビ+リンクアップフリー
(ETC+リアワイドカメラ付)
価格:約30万円〜約35万円
対象グレード:GとG・EX以外の全グレード
1※リアエンターテインメントシステム、マルチビューカメラシステム、iサイドエアバッグシステムと抱き合わせ
2※Spada cool spiritとe:HEV Spada G・EXはiサイドエアバッグは標準装備
メーカーオプションのHondaインターナビは7インチモニターの割に値段が高いです。
ディーラーオプションのナビからメーカーオプションナビで追加されている主な点は安全運転コーチングぐらいです。
安全運転コーチングは危険性のある交差点の注意を促してくれたり、走行実績を振り返る機能がついているものです。あれば便利だと思いますが、普通のナビの案内でも問題ないでしょう。
同等程度のディーラーオプションのギャザズナビを選んだ方が約16万円安く済むので、メーカーオプションナビを選ぶ理由はないでしょう。
マルチビューカメラを付けなくても困らない
マルチビューカメラシステム
[Hondaスマートパーキングアシストシステム+後退出庫サポート]
オプション価格:約9万円〜約14万円
対象グレード:G、G・EX、モデューロ系を以外の全グレード
1※Spadaとe:HEV Gはiサイドエアバッグシステムと抱き合わせ
マルチビューカメラシステムはフロント、リア、左右両サイドカメラでの各視点や、上空から見下ろした映像で運転をサポートしてくれる便利な機能です。
しかしリアはバックカメラで十分ですし、フロントは視界が良いです。助手席側はサイドビューサポートミラーがあり、ほとんどの死角を取り除けます。なので、マルチビューカメラにしなくても困らないでしょう。
価格はグレードにより大きく違いますが、最低でも9万円〜となっているので割高だと思います。
ステップワゴンで必須オプションの価格はいくら?
人気の高いステップワゴンのSPADAに必須オプションを付けた時の合計額を計算してみました。
オプション | 価格 |
1列目シートi-サイドエアバッグシステム+ サイドカーテンエアバッグシステム<1〜3列目シート対応> (SPADAはマルチビューカメラシステムと抱き合わせ) |
¥138,600 |
スタンダードインターナビ [VXM-204VFi] |
¥140,800 |
合計: | ¥279,400 |
必須オプションの価格は合計で約28万円です。
高い・・・
と思うかもしれませんが、ナビが含まれているのでしょうがないでしょう。
実際に購入する時には他にも欲しくなるオプションも出てくるでしょうから、オプション費用はこれに加えて2〜3万円は必要と考えておくと良いでしょう。
ステップワゴンのオプションランキング
順位 | オプション |
1位 | ドアバイザー |
2位 | フロアカーペットマット |
3位 | ラゲッジマット(ブラック/1枚) |
4位 | リモコンエンジンスターター (アンサーバック機能付) |
5位 | コンビニフック |
6位 | リアカメラdeあんしんプラス (運転支援拡張ユニット) |
必須オプション以外のオプションを選ぶのにどんなオプションが売れているのかランキングにしてみました。
ランキングされたものの中から、選ばれている理由をいくつか紹介します。
ドアバイザーがあれば悪天候でも車内換気が可能
ドアバイザー
オプション価格:¥23,100
オプションを安く済ませようとして、ドアバイザーくらいなくても・・・と考えるかもしれませんが、それはやめた方が良いです。ドアバイザーは
- 雨等の悪天候でも車内換気が可能
- できるだけ虫を入れずに換気
- 新鮮な空気がいつでも吸える
- 湿度・温度調整もできる
- タバコの煙を外へ逃がす
このような効果があります。特に、雨が降っている時に、ちょっと外の空気を入れたくなるシーンが多くあると思うので使用機会も多いでしょう。
また、社外品は純正品の半額以下で買うこともできます。
しかし、据付の制度は純正に劣るので雨が少し入り込んでくる可能性もありますし、ディーラーが無料サービスしてくれる可能性があります。
無料サービスしてもらうためには、ドアバイザーを見積もりから外しておき、契約直前に
「ドアバイザーをサービスしてくれたら契約する!」
と強く攻めることです。これで契約してくれるなら、めちゃくちゃケチなディーラーじゃない限り、喜んでサービスしてくれるでしょう。
コンビニフックを使えば足元がすっきり
コンビニフック
オプション価格:¥1,430
ステップワゴンのコンビニフックはインパネサイドに取り付けるものです。許容荷重は3.0kgとかなり重たいものもかけられます。
荷物や、買い物袋など何でもかけられるので、重宝するでしょう。
ちなみにケチって社外品の耐荷重は300g程度です。これはフックが両面テープ止めであるためです。また、両面テープだと夏になると暑くて剥がれてくるので、純正品を選ぶのが得策でしょう。
死角をカバーしたいならリアカメラdeあんしんプラス
リアカメラdeあんしんプラス2
(運転支援拡張ユニット)
オプション価格:¥26,400
※マルチビューカメラシステム装備車には装着不可
リアカメラdeあんしんプラス2は、ディーラーナビと連携して安全運転を支援するものです。内容としては
- 後退駐車サポート
- 後退出庫サポート
- 後方死角サポート
- 車線キープサポート
この4点です。特に、ステップワゴンはボディが大きく死角が多いので、死角の車を見逃して車線変更をしないよう注意を促してくれます。ミニバンの運転に自信がない人の支援として大いに役立つでしょう。
ステップワゴンでオプション費用を浮かせたいならオプションカプラーが必須
オプションの取付け費用は1時間の作業で8,000円程ディーラーは請求してきます。結構な値段がしますが、もしオプションを自分でつけるならこの費用を抑えることができます。
ただ、取り付ける時は、電源をとる必要があるのですが、これがちょっと面倒なんです。そこで便利なのがオプションカプラー。
オプションカプラーは電源を取るためのパーツですが、わからない人はgoggleで「ステップワゴン オプションカプラー」で検索すると良いです。
「カプラーって何?」
とここで思った人は、絶対に手を出さずにディーラーにお願いしましょう。取付け費用はかかりますが、自分でやって車を壊してしまうよりは全然マシですからね。
ステップワゴンのオプションカプラーを購入するならAmazonが良い
オプションカプラーはネットで探せばかなり安く売られています。私がAmazonで探してみたら2,000円くらいで、こんなものがありました。
オプションカプラーが安物で壊れたという話はあまり聞いたことがないので、ディーラーで購入するのも、楽天やAmazonで購入するのも品質に大差ないと思います。
こういうところで少しでも節約できればと思います。
ステップワゴンを安く買うには?
ステップワゴンを安く購入するには値引きが重要になってきます。
ステップワゴンは本体価格が高いので安く買うにはとにかく値引きです!ですが、値引きについてはちょっと気を付けてほしいことがあります。それは…
値引き交渉でディーラーに騙されている人が多い
ということです。
この記事を見てくれた人には絶対騙されてほしくないので、実際にステップワゴンを購入した人がどうやって騙されずに値引き交渉したのか、次の記事でチェックしてみてください。
⇒ステップワゴンの値引き体験談をレポート。値引き相場や限界はいくら?