エクストレイル

新型エクストレイルグレードの違いや見分け方は?おすすめはG e-4ORCE

2022年7月に発売された新型エクストレイル。およそ9年ぶりとなるフルモデルチェンジを果たし、今もっとも注目されている一台となっています。

そんな新型エクストレイルですが、グレードは細かく分けて14種類あり、どのグレードを買えば失敗しないのかわからないですよね。

そこでこの記事では、新型エクストレイルの全グレードを比較し、おすすめのグレードをご紹介します。

新型エクストレイルのグレードを比較する4つのポイント

ポイント①デザイン(エクステリア)
同じシエクストレイルでもグレードごとにエクステリアに違いがあります。各グレードの外観デザインやグレードの見分け方をチェックしましょう。
ポイント②内装(インテリア)
エクステリアよりもインテリアの方がグレードごとの違いが顕著です。グレード別に内装の違いを比べました。
ポイント③装備
グレードごとに付いている装備は違います。各グレードごとにどんな装備があるのかや、グレード間の差分をチェックしました。
ポイント④オプション
グレードによっても付けられるオプションは違います。付けたいオプションがそのグレードで付けられるかはチェックしましょう。

【グレード一覧】新型エクストレイルを徹底比較!スペックや全長を大公開

まずは新型エクストレイルのスペックについて見てみましょう。

今回は、新型エクストレイルの以下の4項目について比較し、表にしました。

  1. 価格(円)
  2. 燃費(km/L)
  3. 全長(mm)
  4. 馬力(kW(PS)/rpm)
グレード 価格 燃費
【km/L】
全長
【mm】
馬力【kW(PS)/rpm】
S(2WD) 319万円 19.7 4660 エンジン  106kW(144PS)/4400-5000rpm
フロントモーター  150kW(204PS)/4739-5623rpm
X(2WD) 349万円 19.7 4660 エンジン  106kW(144PS)/4400-5000rpm
フロントモーター  150kW(204PS)/4739-5623rpm
G(2WD) 429万円 19.7 4660 エンジン  106kW(144PS)/4400-5000rpm
フロントモーター  150kW(204PS)/4739-5623rpm
S e-4ORCE 347万円 18.4 4660 エンジン  106kW(144PS)/4400-5000rpm
フロントモーター  150kW(204PS)/4501-7422rpm
リヤモーター  100kW(136PS)/4897-9504rpm
X e-4ORCE
[2列シート]
379万円 18.4 4660 エンジン  106kW(144PS)/4400-5000rpm
フロントモーター  150kW(204PS)/4501-7422rpm
リヤモーター  100kW(136PS)/4897-9504rpm
X e-4ORCE
[3列シート]
393万円 18.3 4660 エンジン  106kW(144PS)/4400-5000rpm
フロントモーター  150kW(204PS)/4501-7422rpm
リヤモーター  100kW(136PS)/4897-9504rpm
G e-4ORCE 449万円 18.4 4660 エンジン  106kW(144PS)/4400-5000rpm
フロントモーター  150kW(204PS)/4501-7422rpm
リヤモーター  100kW(136PS)/4897-9504rpm

S e-4ORCEでも充実した装備

まずは下位グレードの「S e-4ORCE(4WD)」から見ていきましょう。

価格 347万9300円
外装
  1. 103Hタイヤ&18インチアルミホイール(18×7.5J)
  2. LEDライト
  3. ハイビームアシスト
  4. LEDフォグランプ(オプション)
  5. マッドガード(オプション)
内装・装備
  1. 本革巻ステアリング
  2. 電動パーキングブレーキ
  3. オートブレーキホールド
  4. ドライブモードセレクター
  5. 7インチディスプレイ
  6. オーディオレス+4スピーカー
  7. アクティブ・ノイズ・コントロール
  8. TYPE-A USBポート フロント1個・リヤ1個
  9. 純正ナビ(オプション)
  10. ETC(オプション)
  11. 前後ドライブレコーダー(オプション)
  12. TYPE-C USBポート リヤ1個(オプション)
安全装備
  1. 衝突回避支援システム(自動ブレーキ)
  2. 踏み間違い衝突防止アシスト
  3. 前方衝突予測警報
  4. ふらつき警報
  5. 車線逸脱防止支援システム
  6. 車線逸脱警報
  7. クルーズコントロール

価格が300万超えするだけあって、一番下のグレードとは思えないくらいほど、デザインに高級感があり、装備が充実しています。下位グレードでもステアリングが本革巻きなのは驚きですね。

特筆すべきは充実しすぎているといえるほどの安全装備です。クルーズコントロールシステムや高性能な自動ブレーキシステムが、標準で搭載されているのは安心できます。

S e-4ORCEとX e-4ORCEを比較!32万で追加できるオプションが充実

下位グレードのS e-4ORCE(4WD)と、中間グレードのX e-4ORCE(4WD)を比較してみましょう。

X e-4ORCE [2列シート](4WD)の基本情報は以下の通りです(赤字はS e-4ORCEからの追加装備

価格 379万9400円
外装
  1. 103Hタイヤ&18インチアルミホイール(18×7.5J)
  2. LEDライト
  3. ハイビームアシスト
  4. LEDフォグランプ(オプション)
  5. マッドガード(オプション)
  6. シーケンシャルドアミラーウインカー(オプション)
  7. ルーフレール (オプション)
内装・装備
  1. 本革巻ステアリング
  2. 電動パーキングブレーキ
  3. オートブレーキホールド
  4. ドライブモードセレクター
  5. オーディオレス+4スピーカー
  6. アクティブ・ノイズ・コントロール
  7. TYPE-A USBポート フロント1個・リヤ1個
  8. 前後ドライブレコーダー(オプション)
  9. 12.3インチディスプレイ
  10. 運転席側電動パワーシート
  11. 助手席側電動パワーシート(オプション)
  12. NissanConnectナビゲーションシステム(オプション)
  13. ビルトインETC(オプション)
  14. TYPE-C USBポート フロント1個・リヤ1個(オプション)
  15. モニター切り替え機能付ルームミラー (オプション)
  16. パーソナルドライビングポジションメモリーシステム(オプション)
  17. 後列シートヒーター(オプション)
  18. ステアリングヒーター(オプション)
  19. リモコンオートバックドア(オプション)
安全装備
  1. 衝突回避支援システム(自動ブレーキ)
  2. 踏み間違い衝突防止アシスト
  3. 前方衝突予測警報
  4. ふらつき警報
  5. 車線逸脱防止支援システム
  6. 車線逸脱警報
  7. プロパイロット
  8. SOSコール機能付プロパイロット緊急停止支援システム(オプション)
  9. 移動物検知機能付アラウンドビューモニター(オプション)

新型エクストレイルのSとXのエクステリアのデザインは全く一緒ですが、Xではオプションでシーケンシャルドアミラーウインカー(流れるウインカー)や、ルーフレールを追加することができます。

装備は、運転席側にパワーシートが標準装備され、オプションで助手席側にもパワーシートを搭載可能です。また、後列シートヒーターやステアリングヒーターもオプションで付けられます。

安全装備の数もSより増えています。中でも注目すべきは、日産の安全運転技術、「プロパイロット」が搭載されている点です。

「プロパイロット」とはクルーズコントロールの上位機能

クルーズコントロールは単なる一定速度を維持する機能ですが、「プロパイロット」はクルーズコントロールに加え、前車に自動追従し、車線逸脱を防止する複合システムです。

画像処理ソフトウェアを搭載したカメラでシステムが道路状況を把握し、人間が運転している状況に近い走行を実現しています。ディスプレイでシステムの状況を把握できるのも大きな特徴です。

自動運転とは異なり、あくまで運転支援技術なので過信は禁物ですが、渋滞時や長距離運転のストレスは大きく軽減するでしょう。

X e-4ORCEとG e-4ORCEを比較!70万でXのオプションが標準装備に!

次は中間グレードのX e-4ORCE(4WD)と、上位グレードのG e-4ORCE(4WD)を比較してみましょう。

G e-4ORCE(4WD)の基本情報は以下の通りです(赤字はXからの追加装備

価格 449万9000円
外装
  1. 235/55R19 101Vタイヤ&19インチアルミホイール(19×7.5J)
  2. LEDライト
  3. ハイビームアシスト
  4. LEDフォグランプ
  5. マッドガード(オプション)
  6. シーケンシャルドアミラーウインカー(オプション)
  7. ルーフレール (オプション)
  8. シルバー塗装+クロームフロント&リヤバンパーロアフィニッシャー
  9. ドアロアクロームモール
  10. シーケンシャルターン機能付シグネチャーLEDポジションランプ(オプション)
  11. オートレベライザー付アダプティブLEDヘッドライトシステム(オプション)
  12. サンルーフ(オプション)
内装・装備
  1. 本革巻ステアリング
  2. 電動パーキングブレーキ
  3. オートブレーキホールド
  4. ドライブモードセレクター
  5. アクティブ・ノイズ・コントロール
  6. TYPE-A USBポート フロント1個・リヤ1個
  7. モニター切り替え機能付ルームミラー
  8. 12.3インチディスプレイ
  9. 運転席・助手席電動パワーシート
  10. NissanConnectナビゲーションシステム
  11. ビルトインETC
  12. TYPE-C USBポート フロント1個・リヤ1個
  13. パーソナルドライビングポジションメモリーシステム
  14. リモコンオートバックドア
  15. 後列シートヒーター
  16. ステアリングヒーター
  17. 前後ドライブレコーダー(オプション)
  18. プロパイロットパーキング
  19. ヘッドアップディスプレイ
  20. 木目調インストロア
  21. マットクロームハンドルベゼル
  22. BOSE Premium Sound System+9スピーカー(オプション)
安全装備
  1. 衝突回避支援システム(自動ブレーキ)
  2. 踏み間違い衝突防止アシスト
  3. 前方衝突予測警報
  4. ふらつき警報
  5. 車線逸脱防止支援システム
  6. 車線逸脱警報
  7. プロパイロット
  8. 移動物検知機能付アラウンドビューモニター
  9. SOSコール機能付プロパイロット緊急停止支援システム

XとGは、外装デザインにわずかな違いがあります。特にわかりやすいのがライトとバンパー部分です。この箇所のデザインは特に違うので、見分ける際は前部を見てみるといいでしょう。

詳しい見分け方はこの後で紹介するのでよかったら見てください。

内装も木目調のインストロアが採用されていたり、ハンドルベゼルがマットクロームになっていたりと高級感が増しています。

装備はXでとくらべて増えたものは多くありませんが、「プロパイロットパーキング」が搭載されている点には注目です。

プロパイロットパーキングとは日産の駐車支援技術で、スイッチ操作のみで駐車時に必要な操作を自動で制御してくれます。エクストレイルほど車体が大きいと駐車が難しいので、非常に嬉しい機能ですね。

新型エクストレイルのおすすめグレードは「G e-4ORCE」!理由3つとともに解説!

新型エクストレイルのおすすめグレードは「G e-4ORCE」です。理由は以下の3点の通り。

  1. 2WDを圧倒するパワー
  2. 充実した運転サポート機能
  3. わかる人にはわかるさりげない高級感

運転が苦手な人でも安心できるG e-4ORCE

エクストレイルの特徴といえば、どんな悪路もものともしないパワフルな走行です。2WDでも普通の車に比べてパワフルですが、エクストレイルらしい走りをできるのはやはり4WDです4WDを買わなければエクストレイルにする意味がないと言っても過言ではないでしょう。

パワフルな走行性能に対し、安全性能は非常に繊細です。プロパイロットは1つ下のグレードのXにも搭載されていますが、プロパイロットパーキングは上位グレードのGにしか搭載されていません。運転が苦手な人こそ、Gを買うべきです。

Gはエクステリアに関しても、SやXとは少し違います。ひと目見てわかるほど大きな違いはありませんが、わかる人にはわかる、そんなさりげない大人の高級感は、Gにしかない特徴です。

多くの人は「G e-4ORCE」をそのまま買って損をしている?

「G e-4ORCE」のネックとなるのはその価格です。G e-4ORCEの価格は449万9000円サラリーマンの年収にも肩を並べるほどのお金をポンと出せる人はそう多くはないでしょう。

そこで必要になるのは値下げ交渉です。しかし、一般人がプロであるディーラーに、丸腰で値下げ交渉に臨んだら…ディーラーにとってはまさに”鴨がネギ葱を背負って来た”でしょう。

次の記事では、ディーラーと対等な値下げ交渉をするための方法を公開しています。エクストレイルに限らず、車を買う際に損をしたくない方は、ぜひご覧ください。

オーテックやエクストリーマーは何が違う?

新型エクストレイルのカスタマイズカーには、AUTECH(オーテック)エクストリーマーXの2種類があります。オーテックとエクストリーマーXには、それぞれもとになっているグレードが存在し、性能はベースグレードと変わりません。

ベースグレードと違う点は、主にエクステリアや内装のデザインで、オーテック、エクストリーマーXにそれぞれの特徴があります。

オーテックと標準グレードの違い

AUTECH(オーテック)
ベースグレード X・G
価格 420万5300~504万6800円
エクステリア
  1. フロントグリル
  2. フロントプロテクター(メタル調フィニッシュ)
  3. リヤプロテクター(メタル調フィニッシュ、ダーククロムモール)
  4. ドアロアモール(ダーククロム)
  5. シグネチャーLED
  6. AUTECHエンブレム〈フロント・リヤ〉
  7. サイドターンランプ付電動格納式リモコンドアミラー(メタル調フィニッシュ)
  8. LEDフォグランプ
  9. シグネチャーLEDポジションランプ(シーケンシャルターン機能付)
  10. リヤLEDフォグランプ
  11. ルーフレール
  12. リモコンオートバックドア(ハンズフリー機能、挟み込み防止機構付)
  13. 専用20インチアルミホイール&255/45R20 101Vタイヤ(MICHELIN PRIMACY4)
インテリア
  1. ブラックレザーシート「AUTECH」刺繍(ブルーステッチ、専用キルティング)(抗菌仕様)
  2. ブラックドアトリム(ブルーステッチ)
  3. ブラックアッパートリム&インストパット(ブルーステッチ)
  4. インストピンモール(ダーククロム)(インストパネル、エアコン吹き出し口)
  5. センターコンソールボックス(アームレスト付)(ブルーステッチ)
  6. インストロアフィニッシャー(木目調)
  7. AUTECHエンブレム 〈センターコンソール〉
  8. 専用ブラック本革巻ステアリング(ブルーステッチ、ダーククロムフィニッシャー)
  9. 運転席・助手席パワーシート
  10. パーソナルドライビングポジションメモリーシステム(運転席)

エクストリーマーXとXの違い

エクストリーマーX
ベースグレード X
価格 412万9400~426万300円
エクステリア
  1. フロントグリル(ダークフィニッシャー)
  2. リヤアンダープロテクター
  3. フロントアンダープロテクター
  4. 235/60R18 103Hタイヤ&18インチアルミホイール(エクストリーマーX専用デザイン)
  5. ブラックルーフレール
  6. リヤLEDフォグランプ
  7. LEDフォグランプ
  8. サイドターンランプ付電動格納式リモコンドアミラー(ドアロック連動格納機能付)(グロスブラック)
  9. リモコンオートバックドア(ハンズフリー機能、挟み込み防止機構付)
インテリア
  1. 防水シート(セルクロス®)(エクストリーマーX専用デザイン)
  2. 運転席・助手席パワーシート(運転席:スライド、リクライニング、リフター、サイサポート/助手席:スライド、リクライニング)
  3. パーソナルドライビングポジションメモリーシステム(運転席)
  4. グロスブラックアウトサイドドアハンドル(エクストリーマーX専用)

ベースグレードに比べてデザインが豪華になっていますが、かっこよくても中身がXで、値段がG並に高いなら、少しコスパは悪いかもしれませんね。

2WDと4WDの3つの主な違い

新型エクストレイルの2WD(前輪駆動)と4WD(四輪駆動)の違いは以下の3点です。

  1. パワー(走行性能)
  2. 燃費
  3. 価格

具体的に見ていきましょう。

4WDのほうがパワーがある

2WDと4WDの一番の違いはパワーです。

2WDも4WDもエンジン性能に大きな違いはありません。新型エクストレイルはハイブリッド車ですが、走行は基本的にモーターを使います2WDでは前のみに、4WDでは前後にモーターを搭載しているため、4WDのほうが走行がパワフルです。

価格と燃費なら2WD

しかし、4WDは価格が高く、2WDに比べ燃費もよくありません。本体価格でいえば、約20万~30万円程度の価格差があります。

2WDと4WDのグレードごとの価格差(単位:円)
グレード S X G
2WD 319万円 349万円 429万円
4WD 347万円 379万円 449万円
価格差 28万円 30万円 20万円

燃費は2WDならば19.7km/L、4WDだと18.4~18.3km/L2WDの方が燃費はいいです。

2列シートと3列シートの大きな違いは乗車人数と広さ

3列シート車を選べるグレードは中間グレードXです。下位グレードのSにも、上位グレードのGにも3列シート車はありません。また、2WDモデルはなく、4WDモデルのみとなっています。

Xの2列シートモデルと3列シートモデルの大きな違いは、乗車可能人数と広さの2点です。

2列シート車の乗車可能人数は5人までですが、3列シートは7人まで乗車できます。その分室内も広く、それぞれの室内長は、2列シート車では1980mmですが、3列シート車では2530mmと550mmほど広いです。

新型エクストレイルのグレードの見分け方

性能比較の次はグレードの見分け方を紹介します。

新型エクストレイルの各グレードはここで判断しましょう。

新型エクストレイルのグレードの見分け方

SとXの見分け方
 → 流れるドアウインカー・ディスプレイの大きさ

XとGの見分け方
 → バンパー下部・ドアロアモール・タイヤ

SとXは内装で見分ける

SとXの外装デザインに大きな違いはありません。Xにはオプションで、流れるドアウインカーと、ルーフレールを付けられるので、SやXの見た目でそれらがついていたら、Xの可能性が高いです。

しかし、自分でカスタムをしている可能性もあるので、絶対の見分け方ではありません。

確実なのは内装や装備で見分ける方法です。特にわかりやすいのがディスプレイの大きさとパワーシートの有無です。Sのディスプレイサイズは7インチですが、Xのディスプレイサイズは12.3インチになっており、二回りほど大きくなっています。また、電動パワーシートはX以上のグレードにしか搭載されていません。

パワーシートは実際に動かさないとわかりませんが、ディスプレイサイズなら窓を覗き込めばわかるので、車内に乗り込まなくてもギリギリ見分けられるかもしれませんね。

XとGは正面で見分ける

Gの装備の多くは、Xでもオプションで搭載できるものなので、内装で見分けるのは難しいかもしれません。唯一、パノラミックガラスルーフというサンルーフは、Gのみのオプションなので、サンルーフがあれば確実にGです。

新型エクストレイルはもともと高級路線のSUVなので、ベースグレードのSの時点で高級感があり、他車種の最高グレードと遜色がありません。そのため、Gのエクステリアが特別見分けやすいわけではありませんが、ポイントを抑えれば見分けることはできます。

特にXとGで違うのが、バンパー下部の塗装ドアロアモールです。Xではバンパー下部とドアロアモールは落ち着いたマット塗装がされていますが、Gではクロームメッキ塗装がされており、光沢があります

【X】バンパー下部・ドアロアモール 【G】バンパー下部・ドアロアモール

出典:日産|エクストレイル

他には、タイヤもXとGで、大きさとデザインが違いますが、大きな違いはないので見分けるのは難しいでしょう。

人気グレードはどれ?新型エクストレイル売れ筋グレードランキング!

最後に、新型エクストレイルの人気グレードランキングをご紹介します。

新型エクストレイル売れ筋グレードランキング
順位 グレード 台数(台) 割合
1 X e-4ORCE 4WD 46 81%
2 G e-4ORCE 4WD 5 9%
3 X e-4ORCE エクストリーマーX 4WD 3 5%
4 AUTECH アドバンスド パッケージ e-4ORCE 4WD 2 4%
5 S e-4ORCE 4WD 1 2%
6 AUTECH e-4ORCE 4WD 0 0%

売れ筋グレードは、X e-4ORCE 4WDのようです。

おそらく、オプションで好きな装備を選べ、自分にとって必要な装備のみを選べば、Gよりも価格を安く抑えることができるのでXが人気なのだと思われます。

そして、2WDよりも4WDの方が人気のようです。4WDであればエクストレイルでパワーを最大限に発揮できますね。

新型エクストレイルを安く購入するには?


これからエクストレイルを購入しようと考えている人が1番気になるのは値引きだと思います。エクストレイルは価格設定が高いので、値引きがかなり重要なんですが、ちょっと気を付けてほしいことがあります。それは…

値引き交渉でディーラーに騙されている人が多い

ということです。

このページを見てくれた人には騙されてほしくないので、実際にエクストレイルを購入した人がどれぐらい値引きしてもらっているのか体験談をチェックしてみてください。

 

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